次期会長

犬飼さんが次期サッカー協会の会長に内定したとか。自分は国内の中小クラブで苦労した今西さんや祖母井さん、かつて協会で自らの意見を堂々と主張したり、その後も多方面の経験を積んだ加藤久さんのような人がよかったと思う。でも犬飼さんもJクラブの経営者出身ということで、まずまずベターな選択だったといえるかもしれない。


それで浦和というクラブを育てたことが改めてクローズアップされているが、友人の赤サポは塚本社長や森GMの功績をより評価している。それにJリーグ専務理事時代にどんな実績をあげたのだろう。放映権収入の傾斜配分を実現したり、秋春制推進派や川崎のベスメン規定のことなど、大企業出身者という先入観もあって中小クラブやサポーターへの配慮が足りないという印象が強く残っている。


まあそれでも川淵よりはましだろう(と信じたい)が、会長選挙だけでもJFA登録者の直接選挙にならないなかなあ(笑)


#ECAが6+5ルールに反対を表明
Opposition Against Blatter’s 6+5 Rule Gains Motion(Goal.com)
Clubs unite against Fifa plans(Sky)

久々のピクシーと初めてのミラー爺

ペットボトルを並べるピクシー


簡単なメモの前に少しだけ最近ニュースになってる協会トップの件を書いておくと、BtoB企業出身者はいらない。ここ数年で協会のサポの距離感がとてつもなく広がってしまったから。日本はもっと国内リーグの充実を図る体制を構築すべきで、理想はJリーグのクラブ、できれば中小クラブで経営と成績を両立させた人。そういう視点では現行体制の実行力はかなり疑問。一番の癌は後任を育てることを怠たり、現代サッカーの流れについていけない…(ry


名古屋は…
・攻撃時は常に両サイドに2枚(合計4枚)の選手をワイドに配置していた
・サイドを活性化するという意図が明確で、サイドチェンジも有効だった
・プレッシャーが緩和された中央部も玉田や中村直らがうまく活用していた(玉ちゃんは少し球離れが遅くなってきたような)
・ゴール・シーンを含めて、ヨンセンが相手CBとのミスマッチをうまく利用していた
・DFラインは基本的に上げ上げのスモール・フィールド、千葉のアタックを面白いように中盤で引っかけていた
・千葉のロングボールもバヤリッツァがよく跳ね返していた
・でもゴール前まで攻め込まれた際には度々重大なピンチを招いておりこれは改善点
・楢崎はビッグセーブもあったが、やはり高いラインだとエリア外の守備が不安
・巻弟が昔の巻のようだった
・ピクシーは今でもボールに触りたいようだ(試合中にアウトボールがベンチに飛んでくると、飛び出して行って選手に渡してた)
・あと倒れたペットボトルを所定の位置にきちんと立てていたw


りばぽ目線で千葉を観察してみると…
・FB(一般的にはSB)の上がり具合、リスクのとり方がりばぽ的だった
・ミラー爺のイメージするCMFがいないのだろう(下村は本来もう一つ後ろの選手だと思う)
・いずれ攻撃のコンビネーションが熟成されるだろうが、現状はあまりに単調でロングボールの質も悪い
・もっと決定力が高く、単独で打開できる前線が必要(名古屋の杉本のようなスピードタイプもあり)
・ストッパー・タイプを置くとしてもリベロ・タイプにするとしても、イングランドでいうCH(CB)が1枚不足のような
・戦術的なものとはいえ、いくらなんでもボールを奪った瞬間の周囲の動き出しが少なすぎる
オシムたんの頃の躍動感は見る影もないが、それでも今いる選手で出来るサッカーを志向していて、前任者と比べると内容的にはしっかりしてきている
・ミラー爺は基本的には座って戦況を観察するタイプのようだ
カップ戦、とくに1stレグの采配としてはいかにも!という印象で妥当だったが、日本でも吉と出るかは分からない
・久しぶりのソーセージ盛りはパワーアップしていたけど、Jボールお休みだった ('A`)


レフェリーは…
・4枚もカードを必要としないクリーンなゲームだった


(´-`).。oO(こないのゆるねばの質問でセルティックを出さないのがいかにもミラー爺...)

我那覇よかったな!支援したサポもおめっ!

CASのプレスリリース(CAS)


仲裁機関であるCASは、Jリーグ独自の規定には不備があり、さらには我那覇本人には過失がないのだから処分は間違いだったと読める。まあ当時のWADAの規定では禁止薬物を含まない静脈注射は医師の判断で可能だったし、当然の結論だと思う。


これは本当に酷い事件だと思う。我那覇の失われた時間は戻ってこないし、クラブももっと選手側に立って支援するべきだったろう。だいたいわざわざ莫大な費用のかかるCASなら仲裁に応じるとか腐ってる。バスケ協会の方が浄化作用のある普通の組織に見えてくるから困ったもんだ ('A`) (バスケファンの人ごめんなさい)


(´-`).。oO(リーズ負けたや...でもあのサポーターがついている限り必ずや...)


以下、5月28日追記

英文プレスリリースを読む限りは、弁護団の方が正しいのだろう。
というかJリーグの邦訳がお粗末過ぎて信頼できない(笑)

「信じた道を貫いてよかった」=J1川崎の我那覇、声詰まらせ感謝(時事通信)


会見には我那覇弁護団も同席。Jリーグ側が、CASの裁定(英文)では
那覇が受けた治療が正当な医療行為だったかどうかの判断をされていないと
していることについて、弁護団は一様に驚きの反応を示した。望月浩一郎弁護士は
「どちらが誤訳かは明らか」と話した。

ありえない

千葉に変化の兆しが見えた。明らかに違っていたのは、まず選手のモチヴェーションが高かった。そして戦術面というか今まで出来ていなかっただけなのだろうが、相手ボールホルダーへのファースト・ディフェンスと攻撃時に意識して大きな展開を織り交ぜていたこと。ほんの少しだけりばぽの匂いを感じた。


朝からコンビニに買出しにいくと、某スポーツ紙の一面に浦和の記事が出ていた。ほんと勘弁してくれよと思う。


だいたいどうして先週地上波で肘打ちがすっぱ抜かれた闘莉王が試合に出ているんだ?川崎が質問書を出したという記事を見たが、代表にそんな選手がいたら拙いからお咎めなし、それともそもそも川崎の質問項目に加えなかった?
こんなことでは日本のサッカーは死んでしまう。蛮勇を奮う気概のあるライターがいればぜひ経緯を調べて発表して欲しいと願う。


そして試合後の騒動。グラウンドでは両チームの選手が揉みあい、スタンドではサポーター(と呼ばれる集団)が追随するかのように便乗し、ついには軟禁状態にまで発展したのだとか。
浦和の選手は審判に不満を持ちながら試合をしていて、それが伏線になったようなことが某紙のサイトに出ていた。個人的な印象になってしまうが、CWCに開催国枠が出来た辺りから浦和戦のレフェリングが乱れているように感じている。WCだって人気のある強国有利になりがちなので浦和のサッカースタイルに合わせたレフェリングくらいはありだと思っているが、ちょっと逆になったくらいで簡単に失点しているようでは…。メディアの報道内容にはいろいろ疑問もあるが、ちょっと見苦しくないかい?


最後にアウェイ・ゴール裏の騒動のこと。明らかに熱意が間違った方向に向かっているが、こういう人たちはクラブへの帰属意識が薄いのだろうか。仮にスタジアム内のことは熱さゆえの過ちということで当事者間で片付けたとしても、AC重慶のような軟禁状態にまで発展してしまうとクラブとサッカー界に恥をかかせることになる。
クラブ側も“club”を名乗るのであれば、こういう輩はクラブのメンバー、サポーターから排除する方向に向かわないとだめ。企業スポーツを応援してもらっているというスタンスなのかどうも対応が及び腰のように感じて仕方ない。
それとサッカー協会とJリーグ。過去に幾度か騒動が起こり、逮捕者まで出したことがある。にもかかわらず今回また同様の騒動が起こったいうことは、過去の処分が適切でなかったのだろう。サッカーそのもののを守るために、前例にとらわれることなく今回から厳正な対処をすべきだと思う。


(´-`).。oO(赤の社長さんに違和感...インテルなんとかスクデット...ファウラー...)

ありえないだろ

移籍金と年俸でざっと30億円。いくら観客動員が増えようが、グッズが売れようが、そして千葉とそのスポンサーの露出が増えようが、とてもペイするとは思えないオーウェンの移籍話。
なんなんだろね、この社長が変わった途端の方針転換は。まあマンUに行くくらいなら日本に来てくれたほうが、Jリーグ全体の盛り上がりに貢献してくれるのは間違いない。そして他のクラブで活躍した外国人を引き抜くよりは、はるかに夢のある話。期待しないで見守っていこう(笑)


グルノーブルが、初のリーグ・アン昇格を決めたとか。某局で祖母井さんの仕事の一端を放送していたが、資本こそ日系でははあるがクラブ形態は完全にフランス流。競争相手も地元のクラブという厳しい環境下で昇格という結果を出したことが素晴らしい。専門職としてのGMの重要性を再認識した次第。
gf en ligue 1(ようつべ)


(´-`).。oO(リーズが終了間際に返した1点が役に立ちますように...)

1週間遅れで順位予想らしきもの

これまでの用途だけでは明らかにオーバースペックなPCを活用しようと、キャプチャボードを取り付けてみた。デジタル移行で数年後にはまた買い替えだろうと、今回はチープなものを購入したら… ヽ(`Д´)ノ


今季のオフは移籍マーケットが活発で、順位予想が難しい。例えば千葉は、日本独自の移籍システムの関係もあるが、なんと営業収入の3分の1程度の移籍金が動いている。日本も移籍市場のウェイトが高まってきたが、有力選手が資金力のあるクラブへ移籍する一方、下位のクラブには出場機会を求める金銭的負担の小さい選手が集まる。ただそれは選手の名前、つまりマネーゲームである程度の力関係が決まってしまう側面があるし、有力選手がベンチに座るリーグにはなって欲しくはない。
ビッグクラブはサポーターが満足する成績を残しつつ、どう選手の新陳代謝を進めていくか。一方で中小クラブはいかに独自性を発揮し、存在意義を具体化していくか。日本のクラブも本格的に困難な命題に立ち向かう時期に入ってきたと思う。


○ 優勝争い…浦和、川崎、鹿島、G大阪
4つのクラブが少し抜けていると思うが、決めてがなくほぼ一線。ただACLのGLの負担がなくなった浦和、川崎が中心か。浦和はCWCミラン戦での敗戦を受けてサッカーが変わるかと思っていたが、開幕戦はもっと根本的なところで問題があるような…。川崎の外国人FWは魅力だけど、どういう布陣でどうバランスさせるのだろう。まだ東京V戦しか見ていないが、7人で守って3人で攻めるというようなサッカーで、攻守とも連動性の面で影響が見受けられた。これが長引くようだと少し不安。鹿島が一番安定していると思うが、今の選手層でACLと二兎を追うのは少し辛いかも。G大阪はマグノの穴は簡単に埋まらないと思うので、今年は控えめにw。


○ 賞金圏争い・・・横浜M、名古屋、清水、柏、神戸、磐田、大宮、F東京、新潟
飛びぬけた優勝候補がいないが、このグループと上との差が縮まったかというと微妙なところ。外国人選手、とくに攻撃的なポジションの選手の出来や稼働率で順位が大きく入れ替わりそうで、チームの完成度次第では次のグループに吸収されるクラブも出てくるだろう。開幕戦を見た限りでは、名古屋、大宮、F東京に大きな変化を感じた。それぞれ形は異なっていても、攻撃的で面白いサッカーという方向性に好感。躓くことなく、この路線を継続していって欲しいなと。


○ 残留争い…京都、大分、千葉、東京V、札幌
なんとなく横一線のイメージで、団子状態のまま終盤にもつれ込みそうな予感。この中では比較的戦力補強がうまくいった京都を上位にしてみたが、関西のクラブへの期待込みw。大分は主力の移籍による打撃は最小限だったが、選手層が薄くなってしまった。でもこういうクラブから新しいタレントが出てくることも楽しみの一つで、シャムスカの手腕とともに期待。千葉はちばぎんカップと開幕戦を見る限り守備はしっかりしていて、去年の柏のような躍進も。ただ現状は、攻守をバランスさせつつゴールを積み重ねる形がまだ見えていない。東京Vはフッキが抜けたものの意外にまとまっていて、狙いが明確なサッカーをしていた。札幌がんばれ!とにかくホームでがんばれっ!


(´-`).。oO(NACK5がいい雰囲気...小瀬でブーイング...ファンサカ1週遅れでスタート...)

今年も勝手にアウォーズ

発表直前にやっつけで(笑)


ベストイレブン

4バックのチームが増えてきたけど、3バックの方がよかったかも。一応3分の2以上出場した選手が対象で、例によって若手や新しい選手を優先。でも、そろそろ無理が出てきたw。


GKは南(柏)。DF陣との素晴らしい連携で14の無失点試合。柏を上位に押し上げた殊勲者の1人。次点は、個人パフォーマンスでは南以上のものを見せていた都築(浦和)。菅野(横浜C)の反応は魅力だけど…。

CBは中澤(横浜M)と高木和(清水)。帯になんとか〜という選手が多いポジションで岩政(鹿島)、山口(G大阪)、千代反田(新潟)、古賀(柏)、青山(清水)らも横一線かなと。闘莉王(浦和)は怪我が多く、今年はプレーも少し雑だった。水本(千葉)はチーム失点数が多すぎるし、シジクレイ(G大阪)はスピードへの対応に衰えが…。

SBは右が市川(清水)、左は小宮山(横浜M)。右サイドは田中隼(横浜M)、加地(G大阪)、駒野(広島)、内田(鹿島)らの名前が挙がるが、左サイドは橋本(G大阪)か坂本(新潟)にしようかと思ったほど人材難。阿部(浦和)が時々左SBでプレーしていたが守備面だけ。安田(G大阪)は戦術的制約が大きそうで、来年以降に改めて。

ディフェンシブは、伊東(清水)と明神(G大阪)。ボッティ(神戸)をここに入れたかったが日本人優先で。寺田(川崎)が時々ポジションを上げていたが、もう少し見たかった。鈴木啓(浦和)は、現状の足元では2年連続で選びにくい。いぶし銀タイプの2人を選んだので、オフェンシブに影響が。

オフェンシブは、ポンテ(浦和)と中村憲(川崎)。優勝を逃したが、ポンテの貢献度はMVP級。もう1人は山瀬兄(横浜M)、遠藤(G大阪)と迷った末に質の高い縦パスが決め手で中村憲。野沢(鹿島)、柏木(広島)、菅沼(柏)、途中から出てきた梅崎(大分)、古賀(神戸)が今年は面白かった。

FWはジュニーニョ(川崎)にマルキーニョス(鹿島)。マルキーニョスは鹿島のゲームを作っていた1人なので。日本人選手の力不足を痛感するポジションで、大久保(神戸)と大島(横浜M)がやっと得点ランク7位。PKや前半欠場していたことを考慮すると、前田遼(磐田)が実質的にはトップか。来年こそ田代(鹿島)に少し期待。


○ MVP
じっくり鹿島のこと見ていなかったので、よくわからない。なので優勝インタビューの咆哮が感動的だったオリベイラさんw。浦和からだとポンテ。


○ 新人
小宮山(横浜M)。大学卒のいい選手が出てくるようになってきた。早くプロの環境に飛び込むか、大学で数多くの実戦経験を積むか。人それぞれとは言え興味深い。


○ 監督
ノブリン。コレクティブなサッカーでJ2・2位からJ1・8位までジャンプアップ!次点で、リーグ戦を制したオリベイラとACLを制したオジェック


○ ベスト・ゲーム
静岡ダービー日本平神奈川ダービー(川崎vs横浜M)。横浜Mのプレッシング・サッカーと川崎のカウンターのせめぎ合いが面白かったので2試合をベストにw。


○ ベスト・ゴール
J2だけど6節愛媛vs仙台のロペスのゴール。自陣ボックス付近からのカウンター。次点にJ1甲府vsG大阪戦のアルベルト。20本近いパスを繋いで崩し切った。


○ レフェリー
該当なし。日本的なレフェリングを全否定しないが、外国のトップ・リーグで一定の評価を受けそうなレフェリーとなると…。2人くらいかな(ぼそっ)


○ 番外
ベスト・チームとしてU−20WC代表。アジア予選時はU−18推しだったのに、本番では内容、結果ともに逆転。個人的に一番日本らしさに近づいたチームだった。


ベスト4以降は、8.8%、23.1%、14.6%(PK戦17.2%)、12.9%


(´-`).。oO(カペッロで満足できるのかな...ACLのGLは鹿島のが可能性高そう...)