今シーズン一番のゆるねばキター

浦和が愛媛に完敗(といってよい内容だったと思う)。今季の浦和は、ある程度メンバーを固定して戦うことで成熟度を高めてきた側面があると思う。それにしてもワシントンとポンテといった中心選手を欠いた浦和の不甲斐なさにちょっと呆然。代わりに出た選手も決して能力に疑問があると思えないが、やっぱり継続して試合に出て、コンビを合わせていないと苦しいんだろうな。


結果ほどに易しい試合ではなかった。とくに前半はポルトのゲームだったように思う。後がないりばぽは、ホームの大声援を受けて果敢に攻める。でも最後の踏み込みを欠き、徐々にポルトのカウンターの脅威にさらされ始めて嫌な感じ。そんな状況を打開したのが、リスタートからのトーレスのヘッダー。これを機になぜか今シーズンは淡白な印象だったスタジアムにぐっと一体感が生まれる。やっぱり Anfield はこうでなくちゃ!しかし同点を狙い本格的に攻勢に出始めたポルトの攻撃は鋭い。ニューカッスル戦の流れを受けて一気にゲームを決めてしまいたかったが、前がかり気味だったりばぽをあざ笑うかのようなファインゴールが突き刺さる。


後半に入ってもポルト守備陣の集中力が上回っている印象。惜しいシーンがゴールに結びつかないままじりじり時間だけが経過していく。1−1というスコアが、どちらに勝利が転んでもおかしくない攻防の緊張感を極限まで高めてくれる。65分にマルセイユが同点にしたことで、もう勝つしかないりばぽ。でもこんな時のKOPほど燃える。英語実況から聞こえてくる狂気のような後押しを聞いておいらも立ち上がり、チャントを口ずさむw絶対に負けるはずがないと予感が確信に変わったのはようやく78分、トーレスのスーパーなプレーがポルトのゴールをこじ開けた!


引分けでもOKというアドバンテージがあったが、ポルトは上手く戦っていたと思う。高い技術とポルトガルのチームらしいパスワークがりばぽ守備陣を混乱に陥れることも度々で、守ってはよく組織化されたプレッシングで再三りばぽのミスを誘発させていた。勝ち越し点を奪われて少し気落ちしたようだけど、クオリティの高さを存分に感じさせてくれる好チームだったかなと。


○ グループA
ベシクタシュ(6)2−1 マルセイユ(7)、リバプール(7)4−1 ポルト(8)
4チームに突破の可能性があるという大混戦で、りばぽにも少しだけ1位抜けの可能性が。アウェーのマルセイユ戦は簡単じゃないと思うけど、とにかく勝利!


○ グループB
ローゼンボリ(7)0−4 チェルシー(11)、バレンシア(4)0−0 シャルケ(5)
不振を極めていたドイツ勢だけど、ここにきてシャルケに突破の可能性キター。ローゼンボリ戦はホームなのでもしかしたら。チェルシーは順当に突破したが、バレンシアは監督交代も起爆剤にならなかったか。お守りエンテス…


○ グループC
ラツィオ(5)1−2 オリンピアコス(8)、ブレーメン(5)3−2 R・マドリー(8)
そしてなんと、ちら見していたブレーメンにもチャンスが出てきた(この試合は後でゆっくり見たい)。厳しい状況には違いないが、アウェーのオリンピアコス戦の得点差次第ではまさかの突破なんてことも。このグループも4クラブに突破の可能性が残っている。


○ グループD
ベンフィカ(4)1−1 ミラン(10)、セルティック(9)2−1 シャフタール(6)
セルティックは終了間際のゴールで逆転勝ち。シャフタールとの直接対決で下回っているので最終戦引分け以上でGL突破。ミランがKOステージ進出決定したのでもしかしたら…。中村俊はベンチ入りせず。


(´-`).。oO(ラファのチャントがよく聞こえてた...噂の人は勘弁してくり...)