クライフの回答

「でもあれだけお金をかけてあのフットボールじゃ
 自分は(チェルシーに)魅力を感じることはないだろうな...。」

一昨日のエントリで書いた言葉だ。

自分はフットボールの内容もそうだけど、モウリーニョという人物が好きではない。イングランドで彼が批判されているように攻撃的なキャラクターだから。

まあこのあたりは、モウリーニョがスペイン人で言葉が堪能でなく、英語では直接的な表現しかできないハンディキャップもあるのだろう。ただそれを割り引いても少々度を越えているし、言動で損をしていると感じている。

今回の件は、クライフに対して人格攻撃ともいえる反論を投げかけたのだけれど、クライフはあくまでフットボールの内容の問題として冷静に答えている。

その内容が、自分の感覚に非常に近いものなので残しておこう。

モウリーニョの名誉のために付け加えておくと、ラファは、去年のCL準決勝の Anfield での敗戦後にリバポの選手一人一人と握手し、勝利を称えた姿が本当の彼だと言っていました。

クライフ、モウリーニョの挑発に皮肉たっぷりの回答(Livedoor sports)

 あのモウリーニョの挑発から2週間。今度はヨハン・クライフが、スペイン紙“La Vanguardia”の連載コラムでモウリーニョにメッセージを送った。その中で、クライフは『結果』よりも重要なものがあることを強調している。

<以下、クライフのメッセージ>

モウリーニョがわたしの教えに耳を傾けたいというのを喜ばしく思う。私が彼に何を教えられるか? 70年代のアヤックスであり90年代のバルサフットボールを教えられる。私はいつでもスペクタクルなフットボールを実践してきた」

「このスポーツでは結果も重要だということはわかっている。そして、弱小クラブが必死に守りを固めなければいけないことも理解している。だが、すばらしい選手たちを抱えたビッグクラブは、それだけで終わってはいけない。何かのプラスアルファが必要だ。それはフットボールのためにもそうでなければならない」

「だから私は、フットボールのことを考えず結果だけを重要視するような監督には同調しない。私がモウリーニョに教えられるのは、ただ勝つだけではなく、世界中の尊敬を集めるプレーをして勝つ、ということだ」

「チャンピオンズ決勝の0−4の敗戦については聞きたくない? それはまだ彼が監督としてのキャリアは浅いからだ。これからそういう経験もするだろう」

「そして、彼は数々のタイトルを獲ってきたが、タイトルを獲得することと世界中から賞賛されるプレーをするということは全く違うものだ。私はタイトル獲得よりも大切なものを実現してきた」

阪神しょぼすぎる...orz...orz..o..rz