小笠原の移籍問題

ルマン松井の動画(5分間くらいあるやつ)を見ました。彼は確実に変わっています。これはかなり面白いオプションになるかもです。

さて、このところ小笠原の移籍記事を目にすることが多いです。基本的には行って欲しいのですが、彼の場合はちょっと難航しそうな気配。

今年の初めに中田浩が、移籍金0円でマルセイユへ移籍しました。契約が切れて、鹿島は移籍金(=違約金)を請求できなかったからです。

Jリーグのクラブは、まだまだ簡単に複数年契約を結べる体力はありませんが、小笠原とは移籍を視野に複数年契約を結んでいたと想像しています。

中田浩の時には、クラブの対応を批判するようなことを書きましたが、噂される安い移籍金で主力選手に移籍されては、クラブはたまらないと思います。中心選手の移籍を想定し、複数年契約を締結していたのであれば。

#契約期間について 日刊スポーツは、再来年1月1日までと伝えていますが、 サンスポでは、来年の1月1日までとなっています。

#移籍金額について 以前にYahoo!が、共同保有で約2億円と伝えていますが、 日刊スポーツでは、2000万円と報じられました。

クラブとしても小笠原の意志を尊重したいのだろうと思います。しかしクラブとしては、複数年契約を結んでいるのであれば契約通りに対応したい。

他のクラブも中途半端な移籍金で海外へ選手を流出させる前例を作って欲しくはない。主力をきちんとした見返りなしに手放すことは、クラブの弱体化につながるから。それなりの移籍金があって代わりの選手を獲得したり、強化費に充てれるわけですし。

ところで、小笠原には、契約を満了して0円で移籍するという選択肢もありました。そうしなかったのは、彼の言葉によると「オファーがあれば移籍させる」という口約束?だったということですが、ニュアンスまでは分かりません。

小笠原は、これまで幾度か移籍のチャンスがあったのに国内に拘ってきました。そしてスポンサーのバックアップ体制も築いてきませんでした。そんな準備不足が、ここに来てひびいているようにも思えます。

欧州も一部を除いて緊縮傾向にあるし、若くて安く獲得できる選手は世界中にいます。クラブが納得する移籍金をぶんどれるパフォーマンスを発揮するのはもちろんですが、リスクはありますが、年俸が上がる前に移籍してしまう方がよいのかもしれません。そんな時代になってきたのかも・・・と考えるのです。

落とし所は、買取オプションつきレンタル移籍かな。

(´-`).。oO(クラブが頭を下げるべきって...)