そういうことだったのか。

サカダイで甲府特集をやってたので、久しぶりに立ち読み。大木監督が、ズデネク・ゼーマンの影響を受けていることを知る。ファンバステンがラフなセリエのDFたちに傷つけられ嫌気がさしていた頃(当時のセリエはほんと酷かった)、かろうじてセリエへの興味をつなぎとめてくれたのがゼーマンラツィオシニョーリだったことを思い出す。同時期にカズもジェノバに移籍してたけど。


なるほど同じ4−3−3システムから攻撃的なサッカーを志向している。そのスタイルも流動的なポジションチェンジを織り交ぜながらボールを動かすパス・サッカーで、甲府が精度を高めていけばもっとワクテカできるようになるに違いない。でもディフェンスが脆く、あっけなく大敗してしまうところも似るんだろうな。


存続さえ危ぶまれ、今年J1に上がったばかりの甲府。まだまだクラブの基盤は弱く、決して強くはない。でもそんな甲府が「エンターテイメント」をキー・ワードに作り上げるサッカーにチャレンジしている。苦労人の選手たちが、地元の暖かいサポートを受けて闘う姿も魅力的だ。サッカー誌だけでなく、他のチームのサポの中にも注目する人がいるのも納得で(ネット上での反応)、オシムたん就任時の千葉に似た空気を感じてしまう。


画像は某掲示板で拾った新聞広告。こんなの見せられたら・・・。


ところで今朝のCL、寝坊して後半しか見ていない。決してつまらないゲームではなかったが、それは展開的なものの力も大きく、アーセナルがアウェーらしすぎて少々がっかり(笑)。ハードスケジュールに悩むクラブにとって、仕方のない選択だったのかな。ハイベリーのビジャ・レアルと同じような戦い方を選択し、ガナーズがきっちり勝ち上がったと言えなくもないが、第3者的には物足りなかったのだ。


(´-`).。oO(大連のピッチいくらなんでも...)