りばぽ 2−0 チェルシー

ほんと、今回の風邪はしつこい。ウィルスが完全に死んでしまう前に医者からもらった抗生物質が切れてしまい、今頃になってまた再発の兆候が。疲れで体力、免疫力が低下しているのか、それとも別の菌があばれだしたのだろうか… ('A`)


何試合もクリーンシートを続けたかと思えば、ブラックバーンに取りこぼしたり、カップ戦ではガナーズ相手に低調な試合で敗退したりといまいち安定感のないりばぽ。上位相手にアウェーを全て落としたこともあり、すでにトップを走るマンUとは勝ち点14差がつき、チェルシーとも8差。でもこの日の Anfield は熱かった、とてつもなく熱かった!


無難にスタートしたのかなと見ていたなんと開始早々の3分、カラガーからのロングボールをクラウチがフリックオンでつなぎ、カイトが絶妙のトラップからゴール!!!お世辞にも美しいとはいえないが、3ヶ月ぶりに復帰したツェフもただ見送るだけ!
流れをつかんだりばぽはリーセ、カイトがチェルシーのゴールを脅かす(試合終了までこの2人は効いていたなぁ)。このゲーム、おいらが個人的にクエスチョンなペナント、アウレリオが同時に起用されてガクブルだったけれど、そのペナントが前半17分に移籍後初となるファイン・ゴールで続いた!


直後に早くもモウリーニョがサブの選手にアップの指示を出す姿が映る。ほどなくロッベンがアウトしたが、その後アロンソが出血でピッチを離れている間にゲームの流れが変わったことを考えると、ここで脅威が一つ減ったのは大きかったのかもしれない。


後半になってもチェルシーの攻勢を受け止めながら、カウンターを狙うという展開に変化はなかったが、よりゴールに近づいていたのはりばぽ。カイト、クラウチ、リーセと惜しいシーンを幾度も演出する。とくにカイトはキレキレでチェルシーのDF陣をかき回し続けていた。


チェルシーは怪我人の関係でエシアンがCBに下がり、マケレレがカード累積などフルメンバーでなかったこともあるが、やっぱり今シーズンのチェルシーからは圧倒的な強さを感じない。バラックシェフチェンコは未だ完全にフィットしていると思えないし、この試合ではSWPも効いていたとは言えず、全般的に攻撃が単調な印象を受けた。ドログバだけは最後まで怖かったけど、カラガー Good Job!


りばぽが早い時間からゲームをコントロールしようとしたため、ホームとしては少々物足りないゲームになった印象はあるが、先制したりばぽは強かった。決定機を逃し続けたのはいただけなかったが、力関係を考慮すれば完勝といってよい内容。悪いゲームではなかったのにドログバのスーパーな一発で落としたアウェーの借りをきっちりお返し。


ラファはプレミア100試合めを勝利で飾るとともに、リーグ戦ではモウリーニョに初勝利!最近は今ひとつ不完全燃焼が続いていたKOPも燃えに燃え、この日は世界一といわれる Anfiled そのものだった!


Liverpool 2-0 Chelsea(BBC)