鹿島優勝

ここ数年、鹿島のことは熱心に見ていないので何が勝因とかよく分からない。強いてあげればロングボールをも厭わない、ある意味ブラジル人監督らしくないサッカーで勝つことに徹したことなのかも。小笠原が帰ってきて一時バランスが崩れそうな危うさを感じたが、フィットし始めてからは破竹の快進撃。ハードスケジュールや怪我人等の問題で浦和とG大阪が失速していく中、9連勝という凄まじい追い込みで劇的な逆転優勝。ほんと鹿スタに行かなかったことが悔やまれる(笑)


浦和は守備が安定しているのが強みで見事にACLを制覇した。しかしその反面、シーズンを追うにつれて負けないサッカーに傾倒していったように感じる。今日の試合なんかはそういった面が出た典型で、2点取って勝つためにもっとリスク・テイクできるし、もっと早い時間帯から積極的にいってよかったのでは。強力なストライカーがいることが、かえって裏目に出たような気もした。


G大阪は…。今年も強力な攻撃力をベースにリーグ最多ゴール、最多得失点差だったが、その一方で相手にゴールを許すことに臆病になりすぎた印象が強い。優勝という目標のために守備の意識を高めたのだろうが、微妙に攻守のバランスが変化したように感じた。相手の攻撃機会を減らすということでも、ポゼッション・サッカーを貫いていたらどうなっていたか。少なくとも今シーズンは…。


J2は札幌と東京Vが自動昇格。京都が入替戦にまわり、広島と戦うことになった。札幌は実に6年ぶりのJ1。苦しい時期を支えたサポの歓喜の姿を見ていたら( ´Д⊂ヽ 試合内容はさえないというか三浦さんらしいチームなんだけど、正直今のままではJ1では苦しいそう。でもそこはサポの後押しでなんとか!


(´-`).。oO(オリベイラ監督ほんとは熱い人...横浜Cは今日みたいなサッカーが出来ていれば...)