高校サッカーを見て

カードが出るほどではないが意識的にファールを犯して守りの体制を整える。イングランドでは卑怯だと忌み嫌われるこのシーン、Jでよくみかけます。

守備戦術の一つだ、生活がかかっているんだと言われればそうかもしれない。ただせっかくのチャンスの芽をファールで摘み取られては、見ている方はつまらないし、レフリーがなるべく笛を吹かないように苦労しているのも水の泡。

高校サッカーはファールで試合が止まる回数が圧倒的に少ない。技術的にはJに到底及ばないけど、とにかく試合が流れるからスピーディで面白い。

プロフェッショナル・ファールは、ほんとに必要な時のために温存しておくもの。そして美しくあるべきなのだ。