ううっ(日本1−2メキシコ)

気がついたら前半40分過ぎ、目覚ましを叩き切っていたようだ orzそれでも執念で目が覚めた。ということで50分間だけの感想を簡単に。

世界とアジアのレベルの差を実感するゲームで、とにかくこれがWCの本番でなくてよかった。

日本の出来は普段以上だったと思うが、かなりの実力差を感じさせられた。メキシコのレベルは本当に高く、その良い点ばかりが目立っていた。

日本が高い位置からプレスをかけても的確なつなぎの前にボールが奪えない。根負けしたかのように徐々に下がってしまうディフェンスライン。そして少しでも軽い守備をしようものなら、確実にシュートにまで持っていかれる。

アジアでは許される小さなミス、例えば1mのポジションのずれが、高い確率で相手のチャンスになる緊張感があった。

攻撃面では、やはりこのクラスになると日本人選手の打開力は色あせてしまう。メキシコは、リードしてからは完全にゲームをコントロールするモードに入っていた。そういう状況下ではゴールの匂いがしなかった。いや可能性のあるシュートさえ打てる気が…。

いくらフォーメーションを変えて攻撃的にしようとしても解決策になってはいなかった。厳しいプレッシャーの下で、どれだけ確実なプレーとイマジネーションを両立させるか。長年の課題が改めて浮き彫りになったのではないか。

ボールを奪える、奪えなくても90分間を通して動きの質や量でカバーできる選手、不用意なボールの失い方をしないリスクマネジメントのできる選手、そしてなにより戦う気持ちが強い選手の必要性を感じさせられたゲームだった。