ブラジル戦レポの代わりに

マッチレポートを書こうかと思ったけど、いいものを見たという余韻がそれをさせない。試合レポを書くと悪い面も見つめ直さなきゃいけないから。リンク先の方がいいものを書いてくれるから、それを待つことにしよう(笑)

他の方のブログを読んでいるとたまに「結果がすべて、勝たなければ意味がない」という趣旨のコメントを目にした。世界基準ではどう考えたって「ビッグ・サプライズ」であり「大善戦」だ。テクニック、スピード、フィジカル、フットボール・センスや判断力、そして頭のよさ、あげれば切りがないほどあらゆる面で歴然とした実力差があった内容なのに。

自分のスタート地点は、ひょっとしてゴールできるかも、もしかしたら引分けに持ち込めるかも・・・なんてとこにある。だから、たった1試合いいゲームが出来ただけで、日本のやり方を覚えた次の試合は、またブラジルにチンチンにされるかもしれないんだぞっ!なんて考えてる。

それと同時に、たとえ1試合だけでもブラジル相手に腰を引かず、日本らしいフットボールを垣間見せてくれたことで満足もしている。日本らしく戦い続けていくことが、1つ上の段階に押し上げていくと考えてるから。

この差はいったい何なんだ。日本がボロボロに弱っちかった頃から応援してきた自分、きっと負け癖がついてしまってるんだな、と気づかされた。

ブラジル戦前、中田英の「勝ちに行きます」のインタビュー映像が流れていた。もちろんピッチ上の選手も同じ意識で戦っていたに違いない。言葉だけではなく、本当に勝てると信じて。

そして選手たちと同じように勝つという強い意志をもって応援している人たちがいる。きっとそういう選手やファンの人たちだから、壁をブレーク・スルーし、日本のフットボールの歴史を変えていけるのかもしれない。

そう信じて応援できる人たちを頼もしく、そして羨ましく思い、もう少し日本を信じて応援しようと思ったのでした。

#おまけ
あと1歩が世界との大きな差は13.4%でした(終了まで)
深夜の観戦、みんなお疲れさまでした。ネムっ・・・。