ベストゲーム

平山1ゴール2アシスト!おいらにとって2005年は、りばぽがCLを制覇し、日本代表がWC出場を決めた年だった。ということでそれぞれのベストゲームを見ていた。今年も大掃除に精を出さなかったことは内緒だw
(Jであげるとすれば大分vs千葉かな)

まずはCLファイナル。
3点をリードされ、絶望の淵に叩き落された前半終了後のりばぽサポの「絶望」。かすかな「希望」を込めて歌われるユルネバが次第に大きな渦となっていき、それに呼応したプレーヤーが「壮大なスペクタル(戦闘シーン)」を描く。そして果てしない戦いの最後に待っていたものは、PK戦での「歓喜の爆発!!!」

間違いなく語り続けられる人生の縮図のようなゲームを見て、難聴の絶望下で歓喜の旋律「合唱」を作曲したベートーヴェンの姿やショスタコーヴィッチの「レニングラード交響曲なんてのを思い浮かべる。

そしてコンフェデのブラジル戦。
圧倒的な戦力差をものともせず組織戦術で立ち向かう日本の選手たち。悲壮感なんてものが感じられていいと思うのに伝わってきたのは、モーツアルトのディヴェルティメントのような娯楽的な明るさだった。

ブラジルという相手が日本のよさも引き出してくれたこともあるんだけど、フットボールの面白さを存分に楽しませてくれたゲームだった。

ぢつは2試合ともネットで拾った英語実況版を見たんだけど、節度ある実況とプレーへの的確な解説が、2度目なのに緊張感を高めてくれた。そしてスタジアムの歓声の音量も十分で(この点はNHKも改善の余地があり)、グッド・ゲームを前にして次第に興奮していく観客と一緒にのめり込めたのだ。

(´-`).。oO(日本へのため息もずいんぶんあったんだなぁ...)