寝正月

若い頃のオシムたんお米をとぐのも嫌になる水の冷たさ。2日目にして布団にくるまり、まとめてビデオを見る寝正月になってきたw ネタもないので、適当な感想やメモ。

■ 「スペインサッカー熱狂の裏側」

バルサは好きなクラブなので知っていることが多く、予想通りの内容だったかも。その中では、日本のクラブやサポとの違いに目がいってしまった。

日本は、結果至上主義に近い。であればジーコよりいい監督はいる。サポがもっとどういうサッカーをするべきか主張するべき。

バルサというクラブはソシオ(サポ)のもので、彼らの体の一部で誇りである。17,000のファンクラブがあり、街じゅうが一体となり応援している。

バルサでは、美しく勝つことが求められ、ファンの目も厳しい。観客はゲームに集中し、一つ一つのプレーを自分で判断し賞賛、批判する。もちろんクラブの将来や方向性についても。

カンテナ(下部組織)から供給される選手がバルサらしさを引き継いでいく。小中学生のゲームでもファンが集まり、声援を送る。自分たちのクラブだから。日本は選手を応援するファンが多いが、バルサではクラブを応援している。

日本ではまだ、サポに勝利のメンタリティが備わっていない。勝つに越したことはないが、このあたりで一度失敗するのも悪くない。

■ ドイツワールドカップ紀行
奥寺康彦がサッカー大国最新事情に迫る」

フットボールが文化といえる姿に納得。その中で、気になったクラブ2つ。

マインツ
100年越しで1部に昇格した地方都市の小さなクラブ。
年間予算はバイエルンの半分以下で、アマチュアチームから生え抜き選手を育てる。サポの雰囲気はとてもアットホームで、若い選手の成長を見守っている。千葉がこんな感じになればいいのになと。

ライプツヒ
ドイツ統合前は東ドイツの名門クラブ。統合と同時に年俸の高騰、選手流出、1部残留のために借金。破綻してドイツ11部まで降格、地元選手の育成に注力しながら上を目指している。下から上を目指す楽しみというサポの言葉にちょと感動。