うとうと

Jリーグが開幕した。だけどG大阪−浦和のゲームは前半30分頃から後半20分過ぎまでうとうとしてしまったので、寝る前は浦和、起きてからはG大阪の流れというくらいしかよくわからない。加地さんのゴールと小野が流れの中でシュートを何本か打っていたのが印象的だったかなと。あーあ・・・。


金子達仁ワイド 加茂周氏に聞く(スポニチ)


外国メディアが各選手のプレーを公平に評価しているのに対して、日本のメディアは選手に遠慮しているのか、具体的な評価を避けたコメントが多いように感じて仕方がない。例えばイングランドでは、ベッカムルーニーくらいのクラスの選手でもメディアによってプレーそのものがきちんと評価される。注目度が高い選手は取り上げられる機会も必然的に多くなるが、たとえスター選手であってもサッカーの評価についてはなんら考慮されることなく公平に扱われ、多くの場合は署名記事で論評されている。もちろんタブロイド紙の中には批判のみを目的とした悪意ある記事もあるが、テレビのコメンテーターが時には、"silly"や"stupid"という言葉さえ使って批判していることも。


ところが日本ではメディアが直接的に選手個人の論評をすることは少ないが、この記事は珍しく加茂さんが代表選手について名前をあげてコメントしている。内容的に同意できるかどうかは別にして、どうして日本ではこういう記事が少ないのだろうか。テレビ中継にしてもCMに出ている選手の拙いプレーはあえて実況していないようだし・・・。オリンピックでも特定選手の過剰な煽りが不快だったが、日本のメディアってかなり不健全では?


まあ歴史の違いもあるのだろうな。サッカーを文化として捉えられる国々とそうでない国。スポーツメディアのステータスの違いもありそうだ。ただ普段からレベルの高い実況やコメントに触れることによって、観戦者が鍛えられて、国全体のレベルも上がっていく面もあるのにと残念に思うのである。


少々余談になるがレフェリーも例外ではない。コメンテーターが間髪を入れず、レフェリーの判定に対し意見を述べている。明らかにおかしいレフェリーの判定にもどこからの圧力か、言葉を濁す日本とは大違いなのだ。