あまり刺激しないでください。

WCでクロアチアと対戦するためか、最近オシム監督のコメントが以前にも増して注目されているような気がする。でも下に引用したスポニチの記事は、千葉公式に掲載された対戦相手をリスペクトしたコメントと比較すると、「判定に不満たらたら」はフェアな取り上げ方とは到底思えない。もしモウリーニョなら、他の判定を含めてどれほどの批判キャンペーンを展開していただろう。


オシムたんはメディア絡みで苦労した経験があり、報道にはとても敏感な人だと想像している。スポニチの記者は「オシムの言葉」とオシム語録を100回読んで出直して来い!なのだ。まあ J's GOAL が臭いものに蓋をするかのごとく、見事にレフェリーへの批判を除いていたことを考慮すれば、こういうデリケートな問題を取り上げたことを少しは評価したいけれど・・・。


「悲惨」4失点…嘆きのオシム監督(スポニチ)

 【千葉2―4大宮】悪夢のような3分間だった。千葉は2―1の後半15分にオウンゴールで追いつかれると、1分後にMF佐藤が2枚目の警告で退場。その1分後に勝ち越し点を許した。オシム監督は「2枚目は警告じゃない。監督はミスをしたらクビになるが、審判は次の試合に出てくる」と珍しく判定に不満たらたら。セットプレーからの4失点には「悲惨な点の取られ方だった」と嘆き節だった。2年連続開幕ゴールのFW巻は「情けない。自分たちで慌てて自滅した」と肩を落とした。


こちらが「千葉公式」オシムたんのコメントから一部抜粋したもの

  アルディージャは勝って当然だった。そこに異議はない。相手はやれることをしっかりやった。ウチが少し助けた点はあるが、今のウチはディフェンス面が問題になっている。90分攻め続けることはできない。ウチが攻めれば、今度は相手の時間帯が訪れる。その時間帯をどうるすかがポイントだ。
  負けたことに文句を言う必要はないが、主審には一言言いたい。佐藤の二枚目はイエローではない。しかも、そこからハースがケガで外に出ている時間帯に失点してしまった。審判も人間だからしょうがないが、監督はミスをすれば首になる。審判はミスしても次の試合で笛を吹いているけどね。
  ただ、そのせいで負けたとは言わない。もう一つ問題があって、何人かの選手は一人前になったと思っている。