37ゴール!

9試合で37ゴールが乱れ飛んだJ1開幕週。攻撃サッカー派としてはうれしい限りだけど、各ゲームの内容はどんなものだったのだろう。ゴール数が多すぎて少し心配になってしまう(笑)


BSで見た広島−鹿島は、わりと早い時間帯から両チームとも中盤が緩くなり、スピードにのった攻撃が次々と決定機を生み出す。終わってみれば、守備の堅いチーム同士の対戦という先入観をぶっ壊す7ゴールが生まれていた。


イタリアでは試合にさえ出れなかった柳沢だけど、巧みなボールの引き出しは健在。鹿島では彼の特徴を生かすパスが来て、チームの勝利に貢献していた。ゴールへの意欲も高く終わってみればハットトリック。柳沢にとっては、ゲームに出れて、ボールが回ってくる鹿島に戻ってきてよかったんだろうな。


さて注目していた千葉。トルコキャンプの頃から大量失点を続けていたようだけど、この日はセットプレーの守備が拙すぎた。2バック+MF1人は未だこなし切れていないようでバランスが悪く感じるし、これまでも内容的に安定しないゲームが多かった。カウンターにも対応しきれていなかったし、オシム監督にメンタリティの面を責められてもしかたないのでは?


それとゲームを決める3点目を取れなかったために、終わってみればまんまと大宮の注文にはまった結果に。絶対的なストライカーがいなくてもチームでゴールするのが千葉の姿だと理解しているが、大きな決定機を外した代償は大きかったなと。


最後に今年から小幡さんがJFAの審判チーフインストラクターになったけれど、あまり変化は感じなかった。たまたまそういうレフェリーのゲームを見ただけかもしれないが、オシムたんが珍しく個別のイエローカードについてコメントしているので(千葉公式)、便乗して書き残しておく。


こっそり応援している甲府もいい内容ながら負けちゃったようだ。
原博美さんの解説にはキレがある!