日本 3−0 インド

中継ではピッチ状態がそれほど悪くないと言っていたが、あのイレギュラー度合いではスピードや次の展開を意識する選手ほどミスが出る。開始5分でこれは駄目だと感じ、後半途中で寝てしまっていた。


こういうピッチコンディションなら、放り込みや敵陣深く蹴りこんでのショートカウンター狙いとかいろいろやり方はあるはず。阿部が最終ラインから度々ロングフィードの組み立てを見せていたが、ああいうプレー選択がもう少しあってもよかった。このピッチなら、足元につなぐジーコ時代の方がサッカーになっていたかも(笑)


早い時間帯にサイド攻撃の形を見つけて実践していたのはよかった。鈴木啓太や駒野、最終ラインからの飛び出しも十分アクセントになっていた。播戸はG大阪のマグノと同じように巻と縦の関係で力を発揮していた。


でも選手間で意識とテンポが一致していない。やはり所属しているチームのカラーがプレーに現れるもので、日本人選手の応用力というか適応力と、選手の組み合わせの問題を感じた。丁寧にボールを扱おうとすれば、スピードダウンが必要なコンディションだったが。


守備は不満。ガーナ戦で見られた高い位置でのフォアチェックやチェイシング、2−3人でのボール狩りのシーンが減少し、総じて受身だった。攻撃の面でアクセントになった幡戸や中村憲が今後フィットしていくか、それともスーパーサブ的な控えに甘んじるか、オシムたんの今後の使い方とともに興味深い。


最後に、解説がやたらミスを強調していた。個人的に選考に不満があるのかもしれないが、あれだけ繰りかえされると疲れてしまう。もちろん整ったピッチでないとトラップさえ乱れる選手にも問題はあるが。


オシムたんのサッカー教室その1(スポナビ)
オシムたんのサッカー教室その2(スポナビ)


(´-`).。oO(香港レフェリーはプレミア風だった...ユーロ予選見逃した...)