浦和、優勝おめでとう

G大阪と浦和の試合を見ていて、万博でのJリーグ開幕戦を思い出した。質のかけらも感じさせてくれないナイトゲームを戦った両クラブは、その後数年間低迷し、浦和はJ2降格まで経験した。
そんな2つのクラブが最終節に優勝をかけて争い、6万を越えるサポやファンが声援を送っている。日本のサッカーも少しずつ歴史を重ねているのだなと感慨深くなってしまった。


浦和のリーグ戦優勝は、力関係を考慮すれば一番順当な結果に落ち着いたという印象。各ポジションに有力な選手を抱えて際立った弱点がなく、選手層も厚い。隙のない試合運びという点では他のクラブの追随を許さず、シーズンを通して抜群の安定感を発揮し、力の差を感じさせる試合が多かった。
でもサッカーの内容としては…。シーズン当初に感じた期待感はいつの間にかすっかり消え去り、クリンスマンが監督に就任する前のドイツのような退屈さを感じることも多かったかな。


経済規模がクラブの成績に大きな影響力を持つようになった今日のサッカー界では、熱狂的なサポーターや多くのファンを抱える浦和は、間違いなく今後も日本のリーダーたりうる存在。
来シーズンは、代表に関心が集中しがちな日本のサッカー界に変化をもたらすようなサッカーの内容も期待してしまう。


(´-`).。oO(来シーズンは半分以上が関東圏か...JFLへの昇格枠少ないかも...)