勝手にアウォーズ

平均すると週1試合、しかも注目しているチームが偏っている人間の戯言。


ベストイレブン
基本的には選手個人のパフォーマンスや能力で選んでいるが、若手や新しい選手を優先。ポジションによっては、他の選手との組み合わせや全体のバランスを考えたりも。4−4−2ボックスで選んだのでこの人選になったが、フォーメーション次第でかなり変わりそうだ。
Jリーグアウォーズのベスト11とか(J's GOAL)


GKは山岸(浦和)。ダントツでリーグ最小失点の守備陣を最後方から支えたことを評価しないわけにはいかない。
川口はビッグセーブも多いが、チーム成績を考えれば安定感の面で劣る印象。他には、藤ヶ谷(G大阪)、西部(清水)、西川(大分)あたりがよかった。岡本(千葉)は、ゴールラインから30mくらいのエリアをカバーできるGKに成長するだろうか?


CBは、闘莉王(浦和)は文句なし。足元もまずまずで、最終ラインでの守備だけでなくフォアリベロとしての展開力や前線での得点力が期待できる。シジクレイ(G大阪)は、最終ラインに難のあるG大阪の中で奮闘。スピードのある選手と組めばもっと強さが生きそう。
このポジションはどうしても個の強さに目が向いてしまい、資質を優先した人選になったが、坪井(浦和)、水本(千葉)、青山(清水)や深谷(大分)といった日本人がんばれ!


SBは右に杉山(甲府)、左に本田(名古屋)。まあ杉山は好みというか完全にえこひいき。かつての相馬さんのようなタイミングのよい飛び出しが大好き。本田は、WBやSBといった不慣れなポジションを経験することで、守備の意識が高まってきた。将来は前目のポジションだろうだが、日本もそろそろゲームメイクの出来るSBが出てきて欲しいという希望と、若いタレントの飛躍に期待して。
他には、市川(清水)、加地(G大阪)、内田(鹿島)が目についた。山本(甲府)の無回転FKは、こっそり魅力。4バック時に山口智(G大阪)が、センスのあるところを見せていた。


ディフェンシブは、鈴木啓(浦和)と阿部(千葉)。鈴木啓の存在なくして、浦和が優勝できたとはとても思えない。こういう選手がもっと評価されるようになって欲しい。攻撃面でのアグレッシブさとゴールを評価して谷口(川崎)を選ぼうかと思ったが、川崎のチーム戦術にもよるが守備が好みでないのと、展開力のある選手を置きたかったので阿部。


オフェンシブは、遠藤(G大阪)と羽生(千葉)。両SBにCBもできる守備的なタイプを選んでいないこともあり、前線からプレスの出来る攻守のバランスのよい選手を選ぶ。遠藤は、終盤に欠場したが文句なし。中村憲(川崎)の攻撃力が魅力でここに置こうかと思ったが、やはり守備が好みでない。福西(磐田)も、このポジションは終盤に入ってからだった。消去法みたいな感じで羽生だけど、太田(磐田)が面白くてかなり迷う。羽生のようなタイプ、以前なら森島(C大阪)は、どこかに入れたくなってしまう。


やっぱり日本はMFの人材が豊富で、長谷部(浦和)、藤本、兵働、枝村(清水)、野沢(鹿島)、梅崎(大分)、山瀬、田中隼(横浜F)、水野(千葉)、今野(F東京)、小林大(大宮)、中村北(福岡)…と名前をあげだせば切りがない。嬉しいやら、悲しいやら。地味に藤田(甲府)が光っていた。


FWは、マグノ(G大阪)とワシントン(浦和)の二人を単純に並べてみた(笑)3番手にジュニーニョ(川崎)で、その次に我那覇(川崎)、佐藤寿(広島)、高松と松橋(大分)、播戸(G大阪)、前田(磐田)、巻(千葉)といったところ。単独で打開できず、ゴール数も少ない日本人は、チーム戦術面や守備でその差を埋めるほどの貢献がないと選びづらいなあ。


○ MVP
鈴木啓太(浦和)


○ 新人賞
枝村(清水)
特別指定選手の期間がカウントされるとかで対象外だったので追加してみた。


○ 監督賞
大木監督(甲府
クレームや試合後のコメントとかがなければ、断然関塚監督(川崎)だった(笑)


番外で、
○ ベストゲーム
A3千葉vsウルサン現代
精根尽き果てたウルサンの選手が、日本らしくない千葉の走るスタイルを賞賛したとか。


○ ベストアシスト
ナビスコ準決勝の山岸のゴールをアシストした阿部のクロス
ワールドクラスのダイレクト・クロスは、日本ではまずお目にかかれない美しい軌跡だった。