どうなるりばぽ?

2点リードしてゲームをコントロールしていたはずなのに、つまらないボールの失い方でカウンターを喰らったハマーズ戦。それでもしっかりとした戦いぶりで、一味違った内容で勝利したアウェー・ゲームだった。マージーサイド・ダービーはいい試合が期待できるかも。


タイ王室のシナワトラ、NFLのオーナーと買収候補者が現れて消えたりばぽ。さすがにもうDIC(Dubai Internatinal Capital)で決まりかと思っていたら、なんと土壇場でアメリカ人2人へのドンデン返し、来週早々にも正式発表となりそうだ。フロントは、これまで散々DICの良さをアピールしていたのに…。


Gillettは、68歳の NHL Montreal Canadiens のオーナー。92年にビジネスに失敗し、33.7Mの個人破産した経歴あり。
かつて一緒にアメリカの食肉加工工場の役員を務めた仲のHicksは、NHL franchise Dallas Stars と NBL Texas Rangersのオーナー。(両チームの?)新スタ建設の実績がある他、政界とのつながりも深い。
二人が同じクラブの共同オーナーになるのは、今回が初めて。


買収金額は470M(50%づつ共同出資)で、DICの450Mを上回る。
買収資金のうち215Mが新スタジアム建設資金に充当される予定であるが、スタンレーパークに建設予定のスタジアムが groundshare basis(りばぽの単独使用となる)でないことも逆転の一つの要因。


DICは、適正評価額以上の投資はしないと撤退。投資家、ビジネスとしては正しい選択だったのかもしれないが、アメリカ的なオーナー、スポーツ事業の考え方に屈した印象が残る。でも早速ニューカッスルの買収が噂になっているのは…?w


りばぽサイドからすれば株主の利益は最大化された。しかしアメリカ人の新オーナーは、アブラヒモビッチではないことは間違いなく、りばぽの財布が急激に膨らむことは期待できないだろう。というか、もしマンUのように買収資金がクラブ資産担保でリファイナンスされたら・・・。
ビジネスライクなアメリカ的なスポーツ事業と、上場され変化したとはいえクラブ文化が残る英国的なもの(うまい言葉が見つからない)が、うまく融合すればよいのだけど…。


US duo set for Liverpool takeover(BBC)
Anfield of dreams(BBC)


(´-`).。oO(千葉のサイトからオシム語録が消えたや...)