日本0−0(PK3−4)オーストリア

「Away」を「アウエー(ウにアクセント!)」と発音されると、とっても耳障り(他にも「far side」が「フォア・サイド(fore side)」にしか聞こえない人がいるw)。それにオシムたんの千葉でプレーしていたマリオ・ハースが映っても紹介すらしない。外国の中継なら、間髪いれずコメントが入るのに…。相馬さんどうした?


オーストリアの観客は日本を相当見くびっていたのだろうか。WCの内容からして仕方ない面もあるが、早くも前半途中から不甲斐ない自国チームのパフォーマンスに不満を表し始め、それは後半終了時に頂点に達した。
確かに試合内容は日本が上回っていた。決定機の数でも質でも日本に分のあったゲームで、ホームのオーストリアがゲームをコントロールしていたと言う評価をする人は極稀だろう。しかしこの試合でもゴールは遠かった。


日本は、アジアカップ時のコンセプトを継続しているように感じた。フォーメーションは4−4−2ボックス型で、最終ラインは実質的に2バック。闘莉王、稲本とFWの2人が入れ替わっていた。
オーストリアは、守備を固めてカウンター狙い。アジアの国々とは違ってDFラインは高かったが、序盤からDFラインの裏を狙ったり、GKの川口を含めた少ないタッチ数のボール回しをベースに相手をおびき出してスペースを作ったりといった、90分間を見据えたゲームプランは遂行できていた。


今さら決定力のことを嘆いても仕方ないが、やはり日本のFWやオフェンシブなMFは怖くない。この試合でも2列目に中村俊、遠藤が並んだが、ともに決定力のあるFWが必要なタイプ。他の選手を起用することのメリット、デメリットは容易に想像できるが、そろそろ何かを変えないと、しばらくはこんな試合が続きそうな…。


遠征メンバー(JFA)
オーストリア戦後 オシム監督会見(スポナビ)


(´-`).。oO(PKは遠藤が5回蹴れば...)