2007年

鹿島が大逆転でJを制し念願の10冠達成、G大阪はなんとかナビスコを制し面目を保った。フル代表はアジアカップ3連覇を逃したが、U−20は本大会でGLを突破!U−22もオリンピック出場を決めた。
でも自分的に今年一番のニュースといえば、浦和がACLチャンピオンに輝いたこと。その決勝はゴールデンで中継され、続くCWCのミラン戦では23.1%の視聴率をマーク。クラブ・レベルのサッカーが見直されるきっかけになって欲しい。


一方ではショックな出来事も。まずはオシムたんが倒れたことで、日本人のサッカー観が変化することを期待していた自分は今でも凹んでいる。そして我那覇の件とその後の協会の対応とベスト・メンバー規定をめぐる幹部クラスの発言は、サポ目線が欠けている出来事として忘れられない。
他にはJリーグから主要スポンサーが撤退した。浦和が順調に経営規模を拡大する一方で、その他のクラブは伸び悩んでいる。これからJを目指すクラブも苦労している。Jそのもののパイを拡大しないことには、クラブ間の格差は広がってしまいサッカー界が停滞するかも…。


かつては都会の隙間にひっそりと佇むペンシル・ビルのような存在だった日本もJが発足して15年、中高層ビルくらいになってきた。でも超高層を建てるためには、足りないものが多すぎる。
サッカーをきっかけにスポーツを文化として根付かせること。そして魅力的なリーグ作り。その具体的施策の遂行が最重要事項だと思う。


(´-`).。oO(どうする年賀状...)