どうなるりばぽ?

Anfiled で行われたFAカップのリプレイ中に、クリンスマンと秘密裏に会談を行ったアメリカ人オーナーに不満を抱いたKOPが動いたようだ。


オーナーにネガティヴなチャントを送る一方で、ラファには支持するチャントを。そして買収合戦に敗れたDICに対して"SOS to DIC"というフラッグまで掲げたのだとか。これを受けて、現実にアメリカ人オーナーが資金繰りに問題を抱えていることもあり、地元紙にはDICが近日中に50%買収のビッドを出す可能性まで論評されていた(懸案の新スタジアム資金のためのリファイナンス等が現実的な問題点として指摘されており、事態はまだまだ流動的なようだ)。


この抗議活動は、ささやかな抵抗に終わるかもしれない。しかし「クラブは誰のものなのか」という点では、アメリカ人オーナーとりばぽサポの間には相当の意識のギャップがあることは間違いない。そしてそれは企業スポーツから発展し設立されたJの各クラブと、日本人サポーターとの関係に似ている面がある。


Anfield fans in fear as Liverpool's future is on knife edge(Echo)
Liverpool 5-0 Luton (BBC)