続・どうなるりばぽ?

yanks out


アメリカ人オーナーは、クラブ買収資金をりばぽ名義でリファイナンスするようだ。ディールの総額は350百万ポンドと目され、所要内訳は買収資金219百万ポンドの他に、昨夏の補強費と新スタジアム建設資金。ファンは毎年30百万ポンドの金利負担を強いられることを懸念しているが、DICは買収のビッドを出しておらず、木曜にはディールが完成予定。


Liverpool Daily Post によると、90%以上のファンがアメリカ人オーナーに出て行って欲しいようで、
・90.5%が、買収前の方がよかったと感じている。
・83.1%が、オーナーは移籍マーケットでラファにもっと協力すべきと考えている。
クリンスマンにアプローチしたことについては92%が間違いだったと感じている。
・94%がラファはマネージャーに留まるべきと望んでいる(しかし77%は夏の終わりまでにAnfieldを去ることを期待している)。
・93%がムーア・ファミリーがオーナーとして好ましいとしており、89%が現状よりDICの方がよいだろうと。
アメリカ人オーナーが留まる場合、53.6%のファンが最大の関心事としてリファイナンスにによるクラブの負担最小化を挙げている。次が十分な補強資金で31%、そして15%が新スタジアム。
などなど批判を挙げれば切りがない…


オーナーは当初、買収資金は自己資金で賄い、補強費と建築資金もオーナー・サイドで調達。借り入れにあたってはクラブに負担をかけないと約束していた。そして昨夏にはアメリカのサイトで、ファンはりばぽにお金が流れると心配しているがその必要はない。逆にりばぽが生み出すエクストラ・マネーでMLBやNHLのチームが潤うと発言していたことも、オーナーへの不信感に拍車をかけているようだ。


ほんの1年ほど前にりばぽサポに受け入れられたオーナーだったが、蜜月期間は短かった。「オーナーはクラブのことより、いかに早く金を稼ぐかを考えている」と皮肉られるばかりか、「二度と信じることは出来ない」、「出て行け」などクラブ愛を決定的に疑われているのが現状。りばぽのクラブとしての文化や歴史、伝統を十分リスペクトするという声明も発表していたが、欧州の“club”文化とのギャップは大きかったようで、りばぽそのものの将来が心配になってきたや ('A`)


90% of Liverpool FC fans want George Gillett and Tom Hicks out(icliverpol)
Angry Liverpool fans aim their anger at Tom Hicks and George Gillett(icliverpol)
Liverpool duo bank on £350m loan(BBC)