日本 0−0 チリ

前半30分くらいで缶チューハイで気分がよくなり始めて、後半はあまり真剣に見なかったので大雑把な感想。


ビエルサはどのチームを指揮してもビエルサらしく、チーム戦術の徹底度はチリの方が上で好印象だった。ただチリは24歳以下の若手しか来日していなかったので、日本はもう少しやれるはずという不満は感じた。


日本は不測の事態による監督交代でチームを作り直していることもあるが、ちょっとした選手間の意識のずれが迷いとなって相手のプレスを掻い潜れず、守備でも小さなほころびがピンチを招いていた。選手の意識の中には、オシム的なものと岡ちゃん的なものに、大木さん的なものが混在しているのかもしれない。


このチームはどこへ向かおうとしているのだろう。見ていて一つ思い浮かんだのは、大木さんが「クローズ」と呼ぶ狭い地域でショートパスをつなぐサッカーで、オシムたんの頃より選手間の距離は狭かったように感じた。ただ、それが相手のプレッシャーをまともに受けて、サイドが生かせていなかった一因だったのかも。


大木さんのサッカーは日本でも世界でもかなり特殊な部類で、連動性やダイナミズムを発揮させるためにはクラブでじっくり熟成させるべき戦術だと思う。今後どのように岡ちゃんのアイデアと融合し、そしてWCの予選や本番でチームコンセプトを実現していくのか。楽しみであり、不安でもある。


(´-`).。oO(監督視点の解説は聞く気になる...)