JリーグチャンピオンシップのBS観戦記

第1戦 : 横浜M1−0浦和

見事な横浜Mの勝利だった。誰がヒーローというわけではなく、とにかくチームとしての出来が素晴らしかった。最後まで前線からプレッシャーをかけ続けて1人多い中盤の戦いで勝利し、浦和の誇る3トップを最後まで機能させなかった。ラストの15分間こそラインが間延びして打ち合いの様相を呈しかけたが、集中が切れることなく走り続けていた。

両チームとも攻守の切り替えが早く、90分を通して小気味良くボールが動く好ゲームだった。局面、局面での戦いもチャンピオンシップらしく気迫にあふれ、最近では珍しく最後までテレビの前を立つことがなかったのだ。

浦和は横浜Mの厳しいチェックに本来の攻撃の形を作れなかったが、これで終わってほしくはない。セカンドステージで見せた華麗な攻撃サッカーをホームでの第2戦に期待!