とりとめのない話し

ドイツの審判問題に続いて、イングランドでもショッキングなニュースが流れました。
イングランドの2部リーグに属するリーズで、高額選手の給与削減の為に選手を傷つけて試合に出場できなくなるように画策したとか(日刊スポーツ)。事実関係はわかりませんが、こういうニュースが煩雑に流れることに嫌気がさしてしまいますね。

リーズというクラブ、1904年創立、リーグ優勝3回、FAカップ優勝1回、UEFAカップ優勝3回を誇り、名門クラブの一翼を担っていました。80年代の長い低迷期を抜け出し、90年代以降は毎年上位に顔を出すほど勢いがあったのに...。

イングランドには名門と呼ばれるクラブでも2部、3部にいることがよくあります。
例えば欧州チャンピオンズ・カップ(現在のチャンピオンズ・リーグの前身)を2度制覇したノッティングガム・フォレスト(1898年創立)は、アーセナルが26年振りに連続試合無敗記録を破るまでのレコードホルダーでしたが、今では3部リーグ転落の危機に直面しています。

気になって少し調べてみたら、FAカップを複数回優勝したチームが22チームありましたが、現在プレミアに所属するのは約半分の12クラブ、2部に6クラブでした。90年代にプレミアに所属していたシェフィールド・ウエンズデー(1857年創立)は、なんと3部まで落ちていました。私の好きなリバプールも50年代は2部リーグに長くいたことがあります。

ちなみにイングランドは、プレミア20クラブ、2−4部各24クラブ、5部22クラブでその下に地域リーグという巨大な組織です。比較するのもどうかと思いますが、日本はJ1が18チーム、J2が12チーム、JFL16チーム、地域リーグ9地域117チームです。

そもそもクラブの意味合いは違うしフットボールの歴史も違うのですが、こういう状況を見ると、もっともっと日本にチームが増えて欲しいなと思ってしまいます。
もっと下部リーグに注目しようと思いながら、地域リーグまで探しても地元にチームがないジレンマ・・・

冒頭のニュースに興味ある方は、Sunday Mirror に原文があります。

#おまけ
スーパーカップ視聴率は5.1%でした