WC10日目

○日本 0−0 クロアチア


決定機をものにしていれば…。両チームがそれぞれの特徴を出しあった試合だったが、ゲームそのものはクロアチアが支配し、日本以上に勝つチャンスがあった。現在の日本のレベルと力関係を考慮すれば、最高の結果だったのかも…。


クロアチアは立ち上がりこそ攻撃的だったが、日本がじっくりボールを回し始めると、本来のカウンター中心のスタイルに切り替えてきた(戦い方の引き出しが限られる日本とは違っていた)。そして日本は、さほど複雑ではないクロアチアのサイド攻撃やロングボールへの対処に苦労し、何度もエリア内への侵入を許してしまう。起用されたメンバーのバランス関係や個の力の差が現れていたように感じた。


引かれてしまうと崩せない日本の弱点が露呈していた。後半早々に一度完璧に崩したが、そもそも決定機の数が少ない。守備ブロックを低く構築した相手だと攻撃側により工夫と運動量が求められるが、例によってぐだぐだな展開。確かに1戦目に続きサッカーに適した気象条件ではなく、ハイテンポなゲームを90分間続けることは厳しかったが…。でも前回のゲームよりは、少しだけ選手たちの気持ちが伝わってきた。


次のゲームはブラジル戦。比較的スペースを与えてくれる相手で、夜のゲームだからもっと走れるだろう。決勝T進出のためには勝つしかないが、とにかく日本らしいサッカーを見せて欲しい。


○ブラジル 2−0 オーストラリア


オーストラリアは、クロアチア戦の日本以上に勝つチャンスがあった。ブラジルの決定力の前に沈んでしまったけれど、チームの持ち味を存分に発揮して王者に果敢に挑んでいた。まず日本に期待するのは、こういう闘う姿なんだけどな。


オーストラリアは、前半からピッチ狭しとブラジルの選手を追い掛け回していた。強烈で厳しいプレスを仕掛けて、圧倒的な個人技を誇るブラジルにスペース与えず、自由にプレーさせていなかった。オーストラリアにはプレミアの選手が多くいるが、歴史的にプレミアで活躍するブラジル人は少ない。そんなことを思いながら見ていた。


これでブラジルは2勝、勝ち点6。順当に決勝T進出を決めたが、まだブラジルらしい華麗さは影を潜めたままで、圧倒的な強さを感じる内容でもない。決勝Tではきっちりフィットさせて、楽しいサッカーを見せてくださいよっと。


(´-`).。oO(ビィドカのポストプレーハアハア...)


○フランス 1−1 韓国


見てない(´・ω・`)
韓国が強いのか、フランスが不甲斐ないのか…。
ここまでの勝ち点、アジア9、アフリカ5、北中米6(4カ国)。