よくわかんないや

「外国人枠を撤廃しろ」という評論家がいる。なるほど彼の主張には耳を傾けるべき点が多い。しかし欧州各国のリーグとの経済規模を考慮すると、安価な国の選手がより多く流入し、Jリーグを特徴づけるなど日本サッカーの将来像に影響を与えそうだ。


まあたしかに欧州でも選手の移籍は次第に自由化され、南米やアフリカ、東欧の選手たちの重要性は高まっている。だけど各クラブや国ごとにアイデンティティが確立されており、基本的にはカラーに合わせた育成が行われ、そのクラブのスタイルにフィットする選手が呼ばれ、活躍している。


まだまだサッカー観もクラブという概念も熟成過程の日本には、サッカーは文化として根付いていない。たとえ少しくらいリーグと日本人選手のレベルが上がっても、外国人だらけのリーグを楽しめるだけの懐の深さはなく、ライトなファンがサポになる前に飽きられてしまいそうだ。


選手の質が低いからといって外国人を補強したり、枠を広げることも一つの方法だけど、下部組織の充実など底辺の拡大に投資し、もっと多くのサポーターに愛されるクラブ作りをするほうが有意義だと思うのだけど…。


○ 先週末のゲーム(一部はビデオで)
浦和vs川崎は、それなりに面白かった。でも優勝を争う両チームだからこそ、もう少し日本人が戦術の中心にいて欲しいなと。
千葉は少し守備のやり方を変えようとしている?ただ、走ってなんぼの千葉らしくない淡白さで、シーズン当初にオシムたんが言っていた言葉が思い出された。
名古屋は、戦術的にかなり洗練されてきているように感じた。でもオランダ人監督的には、まだまだ改善の余地があるのだと信じたい面も・・・。
瓦斯ガス爆発!何試合か平山を見たが、帰ってくるのも納得。まずは本人の意識改革だと思うが、反町さんはどんな使い方をするのだろう。
普段からR・マドリーを見ていないのでよくわからないけれど、カペッロ流が浸透しつつあるようだ。もしかしてリーガにも大きな影響を及ぼすのだろうか。


(´-`).。oO(甲府に引越ししたいなぁ...Jの選手は倒れすぎ...)