いろいろ

最近の日経に一面まるまるジーコのインタビュー記事が出ていた。ドイツWCのテクニカル・リポートの発売に合わせたのかもしれないw。
そこにジーコからボールを奪えるのは中田英だけという趣旨の話があった。まあ今さら何をと思うし、書き手があの人だったけれど、日本人選手の対人守備能力が劣ること自体は正しい指摘だと思う。
ジーコが監督として理想としたサッカー・スタイルを否定はしない。しかしジーコが理想としたブラジル的なスタイルと、その実現のために選んだ選手たちは、アジアでは戦えたが、真剣勝負のWCでどれほど通用しただろう。
日本では、足元の技術を強調しすぎる(DFになると軽視しすぎるが)。マラドーナ・クラスであればまた別だけど、個の力、とくに攻守の能力のバランスについて根本的に考え直した方がよいと思う。


J1、J2とも去年と比べれば、早々と優勝争い、降格チーム、昇格チームが絞られてしまった。でも名古屋が意地を見せ、そして入替戦争いが粋な味付けをしている。
名古屋vs浦和は、とても戦術的な試合だと感じた。ただ名古屋の罠にはまったというよりは、浦和が優勝を狙うチームとしては不甲斐ないゲームをしてしまった感も。それはともかく長谷部とか、田中達とかの個性が発揮されていないような…。
万博のG大阪vs千葉は、リードしたこともあったのだろうが、G大阪のボール支配率が40%という意外なゲーム展開に。それでもしっかり勝ちきったことで、残り3節が楽しみになってきた。千葉は引かれると脆いというか、決定力不足というか…。
目標があるクラブらしく、日立台がいい雰囲気だった。昨シーズンはずいぶんと荒んだ空気になったらしいが、柏はクラブとして大切なものを取り戻した気がする。神戸は思い出深い街だし、元市民としては横浜Fも気になるし…。


(´-`).。oO(またアウェーで勝てなかったか...)