日本0−0ナイジェリア(U−20WC)

立ち上がりこそ日本のスピード感あふれる攻撃が連続して決定機を作り出したが、90分間を通してはナイジェリアのゲーム。フィジカルと球際の強さで優位に立つナイジェリアが多くの時間ゲームを支配し、日本はカウンターを狙うという展開に。ただ決定機の質そのものは互角で、あの取り消されたゴールは…。


大会前は試金石になると予想していたゲームだった。けれども既に勝ち抜きを決めた日本は決勝Tを見据えて、そして多くの選手に経験を積ませるために先発8人を入れ替えた(のだろう)。引き分けでもよいというゲームプランだったのかもしれないが、粘りに粘って引き分けに持ち込んだという内容で、組織で戦う日本としては少しやり過ぎだったのかもしれない。


ここまで見た印象としては、新潟の2人と青山がよく効いていて、この3人がチームを変える大きな要因になったのかもと想像している。個人では、梅崎、柏木は上手く育って欲しいなと思う。両SBにも見るべきプレーは多いが、もう少し守備の強さが出てきて欲しいなと。


Nigeria miss their chance(FIFA)
ナイジェリア戦後 吉田監督会見(スポナビ)