日本3−1UAE

遅い試合開始時間だと油断していたら、最初の25分ほど見逃す。両チームがフレッシュでゲームプランを推測する上でキーになる、ある意味一番面白い時間帯をライブで見れなかったわけで、日本の流れになってからの時間帯の感想が中心。


開幕からがくっと運動量が落ちたチームが負ける試合を見てきたので、日本やオーストラリアの試合運びもありかな?と思っていた。でも他の国の試合を見ているとそうでもないようで、やはりカタール戦は運動量が物足りなかった。賢く走れというオシムたんだけど、直前までリーグ戦が行われていてコンディション的な影響があったのかもしれない。


日本はフォーメーションを4−4−2に変えてきたが(オシムたんは2バックといいそうw)、初戦は孤立しがちだった高原が仕事をしやすくなったように感じた。中村俊は自分より前に人がいる方が生きるタイプで、相変わらずサイドや下がりめにポジションをとる時間が長かったが、その分遠藤がよくフォローしていた。ただ2トップだと相手SBへのプレッシャーが弱まる面は否めず、試合開始後に拮抗した時間帯があった要因の一つでもあったのだろう。


失点シーンはいただけなかった。とくにクロスが流れて相手ボールになった後の対応が軽すぎた。守備組織そのものが不安定ということではないが、2試合続けてのやらずもがなの失点。オシムたんは選手交代で逃げ切り体勢を整え(もし3点差のまま、1点差ならまた違った交代だっただろう)、選手たちもそれにきっちり応えていた。でもこういう不用意な失点を喰らっているようでは、そのうち痛い目にあいそうだ…。


ただ失点シーンに限らず、どうしても守備のことが気になる選手がいる。オシムたんもチーム状態や相手関係によってフォーメーションや選手の組み合わせを考えているのだろうが、微妙なバランスの上で試合をしているように感じる。まあ東南アジアの気候やピッチなど外的なコンディションの問題もあるが、まだまだ理想のサッカーとはほど遠い。でもこれがACという公式戦で勝つということなんだよな…。


(´-`).。oO(オーストラリアは相当コンディションが悪そう...)


UAE戦後 オシム監督会見(スポナビ)