日本1−1(PK4−3)オーストラリア

(*´Д`)


日本も攻めてはいたが、PK戦が妥当なゲーム内容だったと思う。相手のあることなので今日の試合が全てではないが、これがオシムたんが目指すチームの姿とは思えない。KOラウンドの戦い方と言ってしまえばそうかもしれないが、リスクを冒す度合いが少なかったというと贅沢なのだろうか(笑)


先制点の重みを意識しすぎたのか、相手の疲れを待っていたのか。後方ではボールを動かせるが、引き気味に構えたOZを崩しきれない。120分を通して中盤の構成力では上回っていたが、支配率ほどにはアタッキングサードへ侵入する回数が少なく、大きな決定機も少なかった。ポゼッションが有効なアタックに結びつかないまま、前半はじれったい時間がゆったりと流れる。


後半に入って、日本が徐々にペースを上げる。日本がゲームを支配しているように感じたが、先制したのはOZ(CKがゴール前を横断してしまうというお粗末な対応だった)。しかしすぐに日本が追いついたことで、ゲームの流れは変わらない。76分にオーストラリアが退場者が出したこともあり、すっきりとした形で勝ちたかったが…。


OZの足が先に止まっていたが、日本はお付き合いをしてしまったように感じた。ポゼッションとサイドを崩す意識は高いが、かえってスローダウンしているシーンが多いように感じた。気温が高いため人が動き続けることは無理だが、人もボールももう少しスピードを上げないと簡単には崩れない(もしくは個人の打開力や速攻という選択肢)。次の試合は開始時間が遅くなるのでもっと動けるとは思うけれど。


今日も失点してしまったが、守備はそこそこ安定していた。懸念していた相手のポストプレーも、2トップに対し2枚のCBだったが、中盤の底の選手がよくフォローに入っていた。前線からのプレッシャーもまずまずで、常に数的有利を意識した守りは、バイタルエリアを蹂躙されて、連続攻撃を喰らったたドイツWCのようなハラハラ感はなかった。


PK戦までもつれたが、勝ち進めたことはよかったと思う。PKを蹴った5人はドイツWCに出場した選手たちだったし、ファンも含めてドイツで失ったもの(大袈裟に表現すると日本サッカーのプライドのようなもの?)を少しは取り戻せた気がする。


オーストラリア戦後 オシム監督会見(スポナビ)
The intertwining paths of Viduka and Osim(sportal.com)


(´-`).。oO(QLはあそこに蹴ると思った...ロッカールームのオシムたん...)