日本2−3サウジアラビア

負けるとすればサウジかなと思っていたが、それが現実になるとは( ´Д⊂ヽ
気分がのらないのでw、試合中にメモした感想中心に(一部サウジ戦以外もあり)。


サウジにポゼッション志向の国、ブラジル人監督の組み合わせは面白いと感じた。
元々技術レベルは高く、もう少しつなごうとすればつなげるチームなのだろうが、
やはりサウジ伝統のカウンターは脅威だった。


日本はサウジの強みをより発揮できる戦いに引きずり込まれた印象。
オシムたんは「日本の力が劣っていたわけではない」といっていたが、
玉際の厳しさや運動量で負け、身体能力的にも強化されたサウジは強かった。


前日会見でDFを変えないと言っていたが、サウジの2トップは強力だった。
結果論になるが、個々の力の差を比較すると3バックが妥当だったのだろう。
もしくは、4バックならSBの1枚はやはりCB的な強さを持った選手が必要だった?


オシムたんのサッカーは人が流動的に動くことでボールを動かす。
個々に攻守のバランスが求められるが、そういう面でリスキーな選手がいた。


この辺りは、オシムたんの試合後の会見にある通り、
どんなサッカーを志向し、どういう選手を起用するかということに関わるが
いくらなんでも3失点はチームとして守備に問題があると言わざるを得ない。


この試合は、この大会で初めてシュート数で下回った(日本10、サウジ15)。
お手本のようなきれいなサッカーをしているが、縦への意識が物足りない。


人が動いていることもありカウンターのリスクをミニマイズするためにも
より有利な局面を作ってからのシュートがセオリーということになるが、
攻撃はシュートで終わるというのもまたサッカーの基本。


サイド攻撃は有効な攻撃手段であるが、日本の狙いは知れ渡っていて、
相手が手厚く守っている局面をどう崩し、ゴールに結びつけるかが問われている。
愚直にサイドを崩そうとする姿は02WCのドイツを思い起こしたが、決定力が…。


終わってみれば、リスタートからの得点だけだった。
オシムたんの千葉と一番異なると感じる点は、FW以外の選手のシュートの意識。
中村俊や遠藤はもう少し自分がシュートを打つイメージと動きを磨く必要があるかと。


それとやはり、オシムたんの指示を忠実に遂行しすぎてやいないか?
例えばバーを叩いた羽生のミドルのようなシーンがもっと早い時間から見たい。
状況に応じたプレーが出来ていたかというと疑問を感じる。


後半リードされてからのスピードアップした戦い方にやっと本来の日本の姿を見た。
オシムたんは疲労を原因にあげているが、これまでの試合もスローテンポだった。
暑さを考慮したゲームプランという側面もあったのではないか?


サウジアラビア戦後 オシム監督会見(スポナビ)


(´-`).。oO(ぐだぐだで勝つよりはよかったかも...)