日本 4−1 エジプト

エジプトは組織的なサッカーをするチームで、クオリティは感じることができた。でもメンバー的には物足りなかったし、前半途中で既に疲れが出ていたようだ。日本の出来がまずまずよかったこともあるが、結果的には噛ませ犬的な印象が強くなった。


公式戦ということで選手交代は3人まで。先発メンバーを注目していたが、アジアカップをベースに、高原→前田遼、中村俊→大久保というイメージ。最終ラインは例によって2バック型、中盤は状況に応じて流動的にポジションを変えていた。


この日の日本は前線でボールを上手く収めることで、遠藤、中村憲のプレーメイク力が生きる展開に持ち込む。前田遼と大久保のコンビネーションがよく、2列目の山岸も最前線に顔を出し迫力のある攻撃になっていた。後半になってプレーが雑になったところで失点。3点差になったことで一挙に3人を選手交代するが、バタバタ感は最後まで払拭されることがなかった。


今年の代表戦はこれでお終い、来年にはWC予選が始まる。今回の選考はクラブの事情に配慮していると思われるが、それなりに頭数は揃ってきたし、競争原理も働いている。予選本番はどんなメンバーで戦うのだろうか。サッカーの方向性次第で動きそうだ。


エジプト戦後 オシム監督会見(スポナビ)


(´-`).。oO(ラジオの実況アナ選手名は正確に...リポーターはまずまず...)