レフェリーのこと

いきなり佐川滋賀とHONDAの2大門番がこけちゃった今季のJFL。栃木は好スタートをきったが、J2昇格争いの一角を占めるであろう富山は引き分けスタート。ちょっとした番狂わせを演じたのは、いずれも今季からJFLに参加したびわこに準加盟が承認されたばかりの岡山と北九州。鳥取も白星スタートで、白熱のJ2昇格争いを期待。


今年は開幕前から何かとレフェリーが話題になっているようだ。おいらがこれまでに聞いた外国人(国籍がバラバラな欧州の人たち)の日本のレフェリングに対するイメージはこんな感じ。


レフェリーは…「概ね正確、でもゲームの流れに即応した笛が吹けない」、「常にポケットからカードを半分見せつけながらレフェリングしている」、「(所謂ボックス内のダイブだけではなく)あからさまにファールをもらうプレーに甘い」、「彼らはマニュアル好きなのだろう」、「帳尻あわせはフェアではない」、「微妙な判定のリプレーを流さないのはなぜ?」など。
一方で選手には…「レフェリーを信頼していない」、「簡単にファールする」、「ファールを犯した自覚があるのに執拗に抗議する」、「レフェリーを欺くプレーが多い」、「つまらないファールでカードをもらうことを恥だと感じていない」など。
そして日本のサポーターは…「こすいプレーやレフェリーのおかしな判断に対して寛容(反応がおとなしい)」と。


例えば、試合が荒れそうになると、それまで流していた軽微なファールに笛を吹く。そんなことを2回も繰り返せば、J以前の日本でも、選手は「試合をコントロールしようとしているんだな」とレフェリーの笛に反応したものだった。ところが世知辛くなったもので、今だと「さっきのファールにはカードが出なかったのに、どうして今度はカードなんだ?」というような反応になってしまう(そんな解説も良く聞く)。
何が言いたいかというと、レフェリーが試合がコントロールできる余地はかなり狭まっていて、自分は日本はレフェリーも選手もどっちもどっちだと思っている。でもまず選手(とサポーター)の“discipline"に対する考え方が変わらないと、この問題は根本的に解決できそうにないと思うんだよなぁ。


(´-`).。oO(熊本おめ...浦和くらいのクラブだとあのやり方もありかな...)