負けなくてよかった(1−1オマーン)

(・∀・)イイ!!


最近ほんとどテレビを見なくなった。まずは年配向けの番組が多すぎ。これでまず半分以上の番組が視聴対象から消えてしまう。バラエティも作られた笑いが多すぎて萎える。ノンフィクションであるはずのスポーツ中継も作られた感動の押し売りだらけ。ニュースもネットの方がよほど充実しているし、視聴率が稼げるもの優先。本当に価値のあるものやマスゴミに都合の悪いことを隠す姿が、日本人のモラル低下を象徴しているようだ。


さてアウェーのWC予選。岡ちゃんが選んだサッカーは、ホーム・オマーン戦のサッカーだと感じた。そのこと自体は岡ちゃんが監督として決断したことで支持するし、バーレーン戦よりはるかに日本らしさも感じ取れた。ただ昨年のアジアカップと似た猛暑と劣悪なピッチコンディションという条件を考慮すると、違った方法論(ゲームプラン)がベターだったのかもしれないとの思いはある。
今日、帰国するオシムたんは、千葉や日本代表、それにイタリアWCのかすかな記憶、そしてマラドーナを中心に編集されたアルゼンチン戦の約85分のダイジェストを見ても、異なったアプローチを採用していたし、試合毎に異なった顔を見せてくれていた。きっと自分は、そういう懐の深さに惹かれてしまう人間だからなのだろう。


今後は欧州に腰を落ち着けるようで何より。もちろん脳梗塞で倒れてからの日本のサポートには深く感謝しているに違いないし、東京オリンピック時の梨のように、その恩義を決して忘れないだろう。でもこの人からは、「組織より人」という関西の匂いを感じる。よき理解者に恵まれた環境で、オシムたんがサッカーに関わることができますように。
会見で語っていた日本の課題については、ほぼ同意(というか近年はオシムたんの影響を受けながら他国のサッカーを見ていたので似ていて当然かw)。現代サッカーに要求されるのはスピードアップとそれを可能にする技術。日本人は足元の技術はまずまずだと思うが、流れの中でのプレーが…。ユーロを見ていると涙が出そうなくらい差を感じてしまう。


オシム「今度は私が『頑張れ』と言う番だ」イビチャ・オシム氏アドバイザー就任会見(スポナビ)
「ベンチに座りたいが、ベンチで死にたくはない」 オシム前監督が会見(産経)


(´-`).。oO(玉田のはダイブ...時々は日本のこと思い出してください...)