オシムたんインタビュー

他にいいのが見つからないのと、サンスポだとそのうち消えそうなので、ディト・バックで全文を残しとく。


死ぬなら自宅で死にたい(サンスポ)


−−W杯予選は見ていたか
 「欧州で南米やアフリカ予選、アラブ諸国の衛星放送を見ることはできる。でも、日本の試合は見られなかった。アンテナの角度を変えて、別の衛星からキャッチすればよかったのかもしれない。でも、受信料を払わないと映らない。“闇視聴”の方法は知っているが、それで日本代表をフォローしていると知れ渡ったらまずいでしょう」


 −−日本のW杯出場は
 「サッカーのクオリティーからすれば、日本は出場して当然の国だ」


 −−日本での現場復帰は
 「もちろん、もっと体調がよくなれば、どこかのクラブで仕事をしたい気持ちはある。ただ、ドクターは100パーセントのゴーサインを言ってくれないだろう。監督というのは、あらゆる試合で100パーセントの自分を投資する。興奮状態になるし、わたしの健康と家族にとってリスクが高い。死ぬなら自宅で死にたい。遠く離れたところでは死にたくない」


 −−日本代表での仕事について
 「私の方は協力したいといつも思っている。あとは日本協会がどう思うか」


 −−最近の浦和は
 「プレッシャーに勝たないといけない。そういうところを乗り越えて、マンUバイエルンに近づける。浦和のスタジアムはいつも満員という意味でビッグクラブ。それだけ、ファンは(相手ではなく)自分のチームに期待している」


 −−今後のJリーグについて
 「マンUバイエルン、レアルに似たようなチームができるといい。ドーバー海峡より長い直通トンネルを作ってもらいましょうか。日本だけで満足せず、欧州、南米に追いつこうと考えてほしい。ただ、そんなに大きな差もない。欧州の選手も、のどが渇いてもお湯は飲まない。水を飲む。同じ人間です」