バルサはリーガを取りこぼすかもしれない

クライフが、サラゴサ戦に4−1で勝利したバルセロナに警鐘を鳴らしました。後述の引用は、クライフのフットボール哲学が簡潔にまとまっていると思います。

ここで何度か日本代表のDFラインの低さとルーズな中盤について書いてきました。クライフの指摘は、そっくりそのまま代表に当てはまると思うのですが・・・。(自分はほとんどクライフの劣化コピーだったりします)

--- livedoor スポーツから抜粋です ---

バルセロナの監督ヨハン・クライフバルセロナに対して強烈な批判を浴びせた。

「一体どうして4−1で勝てたんだい?ウソのような結果だ。バルサフットボールを全くしておらず、世界中の運を集めたようだった。
サラゴサが常にゲームを支配していたし、バルサが後方からボールを動かし始めるのなんて見たことがなかった。これは危険信号だ」。

バルサフットボールは試合においてなにもプレーしていないという良い見本だった。
ライン間は大きく開いて、ボールを回すリズムはとても遅かった」。

「良いときのバルサはどのようにプレーしていたか?
自陣のゴールマウスから遠い位置でチーム全体がプレーし、そしてライン間を狭めていた。ピッチ上でカバーする位置を少なくすることで、プレッシャーをかけやすくなりボールを奪える。

そして攻撃においても簡単に相手ゴールに近づくことが出来るんだ。自陣から遠く離れているわけだから当然だ。そして全体でプレーするということは常に味方のサポートを受けやすいということにつながる。

ボールを持っていないときは、ディフェンスの入り方は前線からプレッシャーを掛ける。誰がピッチのラインを定めるか?ディフェンスだ。誰がライン間の距離を定めるか?ディフェンスだ。

エトー(FW)とジュリ(FW)が60メートルも離されてプレッシャーを掛けたところで何の意味があるというのだ?ライン間を狭めて前に推し進めることで、ディフェンスを修正できる可能性が広がるんだ。これは矛盾しているようだが、そうプレーしていればディフェンスは良くなる。自陣のゴール前近くにディフェンスを並べて守るのは良くない」。

「ポジショニングとボール回しのリズム。バルサが自分自身を見つけたいのであればこの2つの基本概念を取り戻さなければならない」。


#おまけ
えっ!!千葉「2バック」オシム新マジック(日刊スポーツ)
ファン・ハール流の2−3−2−3(4−3−3)の変形かな?
この監督にはなんか期待させられるのでっす。