先週のサッカー

ライブではなかったが、UEFAカップのAZ vs ニューカッスルが一番面白かった。2点を追うホームのAZが開始直後からペースを握ると、面白いようにボールが回り始め、りばぽ同様アウェーで脆いニューカッスルはたちまち守勢一方に。さすがにアウェーゴールで逆転してからは展開も変化したが、AZの充実ぶりが窺える勝利だった。
オランダ代表や2回目のバルサでやらかしてしまったファン・ハールの評判は決して高くないが、このゲームはまるで90年代に指揮していた頃の強いアヤックスを思い出すほどの美しいサッカー。たとえ大量に主力選手が引き抜かれても中堅クラブで手腕を発揮しているのは、システム重視タイプの監督だからなのだろうか?


U−22は・・・。まあ天候が外的要因として立ちはだかった面はあるが、そういう状況でいかにチームの連動性を発揮するか、チームとしての応用力や選手個々の判断力が問われたゲームだったと思う。反町さんはメンバーの入れ替えを示唆しているが、それも一つの方法なのかもしれない。
それでこのチーム、平山の高さを生かす狙いもあるが、ロブのようなロングボールが多い。WY時も似たようなことをしていたのだけど、世界で通用したとはとても言えなかった。例えばもう少しコンパクトに戦って、ピンポイントでトップの足元や胸辺りにスピードのある楔を入れてサイドに展開したり、パス交換で溜めを作るような形とか、そういうことも必要かなと。
某解説者がアジアの笛について再三触れていたが、いかにもファールをとって下さいというプレーも多かったような…。


豊富な運動量で前線から圧力をかけ、細かいパスワークで崩していく甲府のスタイルは、相性的には浦和と悪くないと思う。というか、浦和はこういうタイプを苦手にしている感じ。それでもいい時間帯が続かないのは、現時点での完成度と個々の力の差であって、とくにFWの決定力の差が試合結果に現れてしまった。ただどちらが印象に残ったかといえば甲府。チャレンジャーとしての姿勢をより称えたいゲームで、WCでそんな気持ちになれなかったことを思い出した。


千葉 vs 鹿島は、よく攻め合ったというよりは、チーム・バランスに問題があるもの同士という印象が勝った。攻撃だけならいい形も見えていたが、互いに相手の良さを引き出しあった面があり、まだまだ心もとない感じ。日本ではありがちな試合展開と6つのゴールで単純に楽しめたゲームだったけれど、サッカーとしてはどうなのかと(笑)


そしてりばぽは…退屈すぎて途中で寝てしまった。でもああいう試合をものにしていかないと優勝争いなんてできっこないや ('A`)
見てないけど、なでしこおめっ!


(´-`).。oO(埼スタも等々力くらい芝を刈ってみれば面白いかも...)